ツメナガセキレイ
 2009年の6月下旬から7月上旬にかけ北海道に行った。その時にサロベツ原生花園で撮影したもの。ツメナガセキレイは、九州では旅鳥で、珍しい方の鳥に入る。ところが、北海道では夏鳥で、繁殖もし普通に見られる鳥である。サロベツ原生花園は、私が行ったこの時期は、エゾウガンゾウが見ごろであった。緑の絨毯にオレンジ色のエゾカンゾウがちりばめられ、それは見事だった。サロベツ原生花園の木道付近だけにとどまらず、360度がそのような光景だった。全くメルヘンの世界だった。サロベツ原生花園では、シマアオジを狙ってレンズをカメラにセットして待っていた。多くのカメラマンが、三脚を背丈ほどの高さで構えていた。確かにこの方が広い視野をカバーできる。私は、三脚の高さをエゾカンゾウの花の高さに合わせた。ちょうど腰をおろした高さだ。三脚の高さを低くした方が、バックのボケが美しくなる。待っているとツメナガセキレイが、エゾカンゾウの上に止まった。しかも霧雨で水分を十分に含んだ花が生き生きしていた。「いいシーンだ。」レリーズを握り、連写した。そうすると、その瞬間こちらに向かって飛び上がったのだ。上手く撮れたかすぐにデジカメの液晶画面で確認してみた。「いい瞬間だ。」しかも、エゾカンゾウから水滴がこぼれ落ちていた。
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