ハイイロチュウヒ
 2009年の冬、北九州市の曽根干潟にハイイロチュウヒがやって来た。ハイイロチュウヒはタカの仲間で、美しい鳥である。タカに美しいというのはちょっと違和感があるかもしれないが、白と黒のコントラストが見事である。それだけに人気もあり、一時期は30名近くのバーだーが曽根干潟に押し寄せた。私が撮影したのは、2010年1月14日である。前日の13日は、九州でも積雪をするほどの大雪が降った。14日も寒気団が居残り、北九州市にも雪を降らせた。こんな日はハイイロチュウヒが出てくれるのではないかと期待し、自宅を出発した。案の定、ハイイロチュウヒはよく出てくれた。やはりバーダーは少なく私の友人を含め3人だけだった。撮影となると、そう簡単ではなかった。オートフォーカスが上手く動かなかった。そこで、手動でピントを合わせるのだが、飛んでいる鳥にピントを合わせるのは大変難しい。ところが、ハイイロチュウヒがふわっと田んぼのあぜ道に降りた。シャッターチャンが到来。夢中で手動でピントを合わせたり、オートでピントを合わせたりしながら、シャッターを切った。最終的にこの写真は、どちらのピント合わせだったのか、今でも思い出せない。雪が降る中でのハイイロチュウヒ、良いシーンが撮れた。寒い中、3〜4時間鳥を待つことができたのは、鳥仲間がいるおかげであると感謝している。もし一人だとこんなに待つことはできなかったかもしれない。
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