ミソサザイ
 英彦山の野鳥と言えばミソサザイはどうしても欠かすことのできない鳥です。2008年の春にミソサザイを何度も撮影にでかけましたが、失敗の連続でした。500ミリの大きなレンズを三脚に設置し、ミソサザイが来そうな所に待ち構える方法をとりましたが、ことごとく失敗でした。ある日のこと、女性の登山客がコンパクトカメラで、目の前でさえずっているミソサザイを撮影したと、得意そうになってその画像を見せてくれました。今年(2009年)は、この方法を取り入れることにしました。持ち運びができるコンパクトな機材で、登山路を歩き、または待ち、ミソサザイとの偶然の出会いを撮影する方法です。それで、レンズは80〜400ミリのズームレンズ、手ぶれ防止付です。これをデジタル一眼レフにつけ、持ち歩きながら手持ちで撮影することにしました。2009年の3月10日、挑戦の日です。豊前坊からゆっくり登って行きました。ミソサザイの鳴き声が聞こえてきました。「今年もないているな。」。姿も見ましたが、撮影できそうにありませんでした。そして、目的地のシオジの森に着き、1時間ほどそこで待ちました。声はするけれども、撮影できそうな所にきません。この時期のミソサザイは、ちょろちょろとよく動き回っています。今日は、だめかとあきらめて下山しました。降りはじめてしばらくすると、ミソサザイが目の前を行ったり来たりする姿を見つけました。すぐにカメラを構え、岩陰に隠れました。そうすると、苔の生えた岩の上にを歩きだしました。これは、滅多にないチャンス、慎重にピントを合わせ何枚か撮影しました。すぐに液晶画面で確認すると、なかなか良いではありませんか。内心やったーと思いました。なぜか、帰りはうきうきした気分で運転していました。
 目次へ  フォトギャラリーへ
inserted by FC2 system