千本杉
 2008年9月4日に英彦山の頂上まで登りました。8合目あたりに千本杉と言われているところがあります。名前の通り杉が多いという意味です。修験者がここに杉を植えたと伝えられています。ところが、数年前の台風でこの辺りは大きな被害を受けました。被害の爪痕は今でも残っており、あちらこちらに倒木が目立ちます。今では、千本杉どころではありません。この日の天気予報では晴れでした。天気図をみると秋晴れが期待できそうです。頂上から秋晴れの眺めを撮影しようと機材を担いで登っていきました。しかし、期待は裏切られガスがかかってきたのです。ちょうど、この辺りを通りかかったとき、写真のような景色が目に飛び込んできました。「よし、ガスのかかった千本杉を撮ろう。」と思いたったのです。そして、リュックをおろし中からカメラとレンズを取りだし三脚にセットしました。レリーズをつけ、ガスが沸いてくるのを待ちました。頂上から下山してきた登山客が、何を撮っているのだろうと不思議がって、私のカメラのファインダーを覗いていきます。中には、何も写ってないと、首をかしげていく方もおられました。そして、待つこと数分、ちょうど良いガスがかかってきました。左手に握ったレリーズのボタンを押しました。
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